ふな寿司が食べたい?(飯田社長より)

東京でも食べられるのですね。
フナ寿司
弊社の所在地日本橋室町に、大正時代から続く会があり、と言っても1年に一度活動していて、旅行会と翌年は食事会の親睦会です。日本橋室町だけあって、創業は明治の遙に前、上杉鷹山公にお金をお貸しした当時は両替商だった、S洞のご主人と享保9年創業の印鑑屋のご主人、やはり昭和天皇に眼鏡を誂えていた、眼鏡屋のご主人、兎に角古いことは請合う会です。その眼鏡屋のご主人が、琵琶湖にフナ寿司を食べに行こうと提案なされ、誰も賛同する人のもなく、月日が流れました。そこに、滋賀県出身の居酒屋を日本橋本石町で発見しまして、やっとフナ寿司との対面に相成りました。もちろん手作りとは行きませんが、老舗「魚治」から取り寄せ、食の世界遺産とも言うべき、なれ寿司を食べました。酸味のきいたねっとりとしたご飯の上に鎮座しているフナは卵を持った大振りのもので、しょっぱくて酸っぱい。地酒の「旭日」が良く合う酒のさかなと言う感じでした。
他の料理は、稚鮎のアメだき、「ゴリ」の煮物、川海老の和え物、赤こんにゃくの刺身等でした。やはりメインは近江牛のステーキと、牛の握り寿司でした。
まあ、7人で大振りのフナ1匹だったので1人、3〜5切れでしたが、最後に普通のご飯の上にフナ寿司とのせ、ねっとりご飯をのせ、お茶漬けを食べました。
何たる美味(奇怪)
 そんな訳で、良い経験をさせて頂きました。また食べたいかと問われれば、ンーと唸ってしまいますが・・・